追憶の獅子丸2 第五夜 Posted on 2019年8月10日 by toshirouphoto 獅子丸は逃げた。目の前には川が。獅子丸は疲れた。この川を渡ればあの国へ行ってしまうかもしれない。 生と死は隣合わせなのかもしれない。 死は遠い世界では無い。死は身近なものなのだ。そして生きる事も簡単な事では 無い。生きる事で道を逸れる事もある。逸れれば死は目の前。しかし逸れてしまっても這い上がる事も出来るであろう。 生きる事は綺麗事だけでは済む問題では無い。 獅子丸は闇に進むのか光に進むのか。