品川巡礼

今日は品川を巡りました。キヤノン新宿が無くなり品川まで足を運びました。新宿無いと遠く不便になってしまいました。最初はキヤノン品川でセンサー清掃。キヤノン品川のショールームの奥に修理受付が有るとは今迄気付きませんでした。ショールームの奥にトイレが有り更に奥に有るとは思いませんでした。ギリギリ今日中仕上がりで出来ました。待ち時間三時間。その間に西大井へ移動。ニコンの聖地付近のようです。ニコンOBの修理屋キィートスです。マンションのような建物の二階。部屋の扉を開けると受付そして後ろでは修理作業。何を図る装置か解りませんがマウントでカメラボディを装着し早打ちでシャッターを切りまくっていました。何人かで作業をしていました。壁にはフィルムFシリーズの部品が沢山貼ってありました。そして祈るようにF3Tとニコンの点検内容を受付の方に渡すと奥の作業場に即運ばれました。そして暫く待ち作業の方がシャッター切って色々点検。私は治るように御守りを握り祈りました。作業の方と受付の方がファインダー合致不具合でマイナスとかヤバイような話をしていました。結果はピントガラス辺りを調整すれば治るみたいです。シャッター速度も許容範囲内。見積もりは一万内でした。凄いよニコン。治るんだ。少し安心、でも分解で何かヤバイ物が発見されるか未だ半分不安です。あとはキィートスに任せ品川駅へ戻りました。次はニコンミュージアム。初めてです。なんとキヤノン品川と向き合った建物に。今更ここにミュージアムあったんだと驚きました。凄いニコン全カメラが展示。レンズも全部揃っていそうです。ニコンFシリーズ、F2シリーズ、F3シリーズの展示に驚きました。FM、FGなども揃い凄い。全て綺麗なカメラボディ。ヨダレが出そうな程欲しい貴重品ばかり。そしてF、F2、F3は実際に触りシャッターも切れます。そして開発前の試作品に圧感。F2と小さく記されているがシルエットはF3の試作機も。デザインだけの塊や機械剥き出しの物など有りました。顕微鏡や天体系も展示されていました。ニコン羊羹は勿論、ニコンの様々なお土産も買えます。最後にニコンミュージアムとキヤノン品川をつながる橋を渡りキヤノンへ。スポーツ報道写真展を観ました。一番欲しいのは長嶋茂雄のフルスィング。体がネジれるようなスィングの瞬間。亡き父にも観せてあげたいです。センサー清掃は無事終わりました。シャッター回数は七万手前。十万でオーバーホールを進められました。キヤノンデジ一もそろそろヤバいかも。デジカメだと結構ガンガンシャッター切りまくってしまいます。そして帰路へ平日午後六時の品川はスーツの人がドンドン品川駅へ吸い込まれていきます。どんだけ人が働いているのか不思議な位です。

ニコン試作機。

F3だよね。

ニコン伝説の一台。

F3シリーズ。

このF3カタログ持ってたのに。リーが古いカメラカタログ勝手に処分しちゃった。

五月十七日更新

キイートスで受け取りました。結果はボディマウントの調整で修理。見積りより安く退院。しかし電子制御なのでいづれは修理不能になる可能性を宣告。機械式のF、F2の方が丈夫で修理出来るようです。FM2も機械式ではあるがシャッターが羽根のため布幕より寿命は短命のようです。ミラーボックスの修理は最後の時の修理だそうです。F6は今のところキイートスでは触った事が無いので修理出来ないようです。ニコンもフィルムカメラが生産終了したら危機が来るかも。

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