富士登山 2日目

午前二時前に準備開始。三時に東洋館を出て登り始めました。ゆったり時間で渋滞は無し。ゆっくり登り、休み、又登り。もう既に空は少し明るくなっていました。

御来光は頂上では無く、少し下で。今回は雲の下から太陽が出てきました。空がドンドン明るく輝き、背後の富士は紅く燃え上がり出しました。御来光に手を合わせ、又ゆっくり登りました。

途中で東洋館で頂いたパンケーキを食べました。息が上がり無理矢理口に詰め込めました。塩っぱいのと甘いの。高山病対策です。

御来光後には下山を始める人が見れました。でも私達は山頂へ登りました。渋滞回避ゆっくり時間です。

八時頃に山頂到着。山頂では頭の回転が悪く、自分では判断が難しい感じです。ガイドさんの指示で動くだけ。山頂は長くいれません。即お鉢巡りです。

山頂から宝永火口を見降ろしました。父と子供の頃、宝永火口までは登ったのを思い出しました。

お鉢巡りで浅間大社奥宮に手を合わせ刻印を頂きました。

剣ヶ峰。本当の頂上、3776m。馬の背とかガイドさんが言っていたような。最後の難関、砂利で足を取られ急な坂です。まるで蟻地獄。焦れば足を取られ登れなくなります。左側の硬い地盤でゆっくりゆっくり登りました。

剣ヶ峰は大混雑。登って少し写真を撮り降りました。

富士山頂山小屋、多分扇屋かな。高度が高く記憶も考えるも悪い。豚汁を頂きました。美味い。世界一美味い。具が少ないのに。生き返る感じです。日本で一番あの世の近くへ行き生の方へ戻る感じでした。食べ終わると靴紐を下からキツく締めました。少し足が圧迫されます。下山が一番キツイ。万全の準備で一気に降りて行きました。かかとで踏みしめ砂利道を下って行きます。暑い日差しに下から涼しい風が時々吹いてくれます。下へ下へ降りると、ドンドン暑く。五合目前では登りになります。最後の力を振り絞って。最後に水を全て飲み切りました。もうお土産を買う力も無く。そして山小屋で自分の名に到着時間を記入。そこで三ツ矢サイダーの自販機。冷たいサイダーはこの世に帰ってきた美味さです。そしてバスで温泉へ。汗を流し帰りました。