富士山頂目指して 前半

今日はバスツアーに参加、富士山頂を目指しました。早朝、都庁に集合。集まって来たのは外国人ばっかり。日本人は私と一つの五人家族のみでした。開始早々、不安。それでもバスは出発。富士山を目指しました。バスは富士スバルライン五合目へ到着。ここからは歩きです。五合目には外国人目当ての不思議なお土産屋が立ち並び外国語が散乱。日本人いるの?異国の様な所でした。古き日本がありながら外国を取り入れた可笑しな日本。そこで自由昼食。私は富士山カレーを食べました。ご飯の富士山の上に旗が付いたカレー。味はよくある観光地の食事場でした。そして登山開始。登山ガイドの案内で歩き出しました。歩き方は特徴があり、ゆっくりで小幅に歩きました。二十分ぐらいで少し休憩。これを繰り返し歩き続けました。これで山頂に着くのか心配でした。山道は五合目付近は木が横に生え高山植物の花が点々と咲いていました。私はカメラを首にブラ下げ歩きながら撮影。余裕が有りました。しかし後に変転する事になるのです。怖いのは高山病。ゆっくりと呼吸をし歩き休憩では深呼吸を意識して登りました。暫く登ると岩場。ここからはストックの出番。私は一本だけ用意していました。岩場は急斜面。カメラはリュックにしまい登りました。もう此処からは撮影をする余裕が無くなりました。息も乱れ、汗も出て来ました。この急斜面登ってしまったが降りるのはどうするのかと又々不安。此処でゆっくりと歩き休憩をこまめに取る理由が解りました。ペースを上げたら慣れない私には無理でしょう。七合目に到着。山小屋は東洋館。食事と仮眠です。食事前には少し時間が有り山小屋に荷物を置き、カメラを持ち山小屋の外に出て展望を撮影。雲の隙間には湖が観えます。高山植物の花も撮影しました。食事は四時ごろ。ハンバーグと漬物、味噌汁。湯呑みは無し。できるだけ食器を汚さず。水は山の上では貴重。食べた食器にお茶を注ぎ洗いました。ご飯はお代わり自由。しかし疲れで一回のお代わり。ご飯一杯も少なめでした。食事の横にはパックに入ったお稲荷さん。言われないと食べてしまう危険有りです。これは朝食のお弁当。各自リュックに入れ次の日に食べるものです。寝床は二段になった部屋に寝袋がズラリと並んでいました。夕方五時、皆仮眠を取り始めました。一人の幅は狭く、気を付け状態で横になりました。眠気は無く、耳栓をして目を閉じ横になっていました。窓からは少し太陽の光。未だ外は明るく暫く時間が流れて行きました。自分の呼吸が気になり眠れず。でも意識し酸素を鼻から取り目を閉じました。時間が経つと暗くなり少しの電気の明かり。気付くと呼吸が楽になりました。午後十時までの仮眠を取りました。

五合目土産物屋店内。

五合目で富士山カレー。

東洋館前での展望。

東洋館食事。